Rikitan3776’s diary

やさしいブログで書評や水族館・動物園などメインにしていきます。

チンチラの餌やりを見れる【足立区生物園】にLet's go!?

どうも、リキタンです。
今回は竹ノ塚駅でバスに乗り換えて、バスで保木間仲通りから徒歩11分程度かかるところにある足立区生物園について見ていきたいと思います。生物園という言葉、あまり聞きませんよね?この足立区生物園は実質いえば動物園でも水族館でもあるんです。たくさんの生き物が見れる他、淡水魚が泳いでいたり水辺に潜む爬虫類や蝶々などが展示されています。イベントも多く開催されていて、小さな生物園ですが動物園にあるようなふれあい広場の小動物のふれあいまで行われているのです。

まず、足立区生物園は元淵江公園の中にあるところです。元淵江公園は1969年に開園した公園となっており、公園の池で釣りをしている人を多く見かけました。この元淵江公園は釣りを行なうことには許可しているようです。しかし、網を使って魚を捕るのはNGです。魚を入れるバケツを見てみたらなんも入ってなくて、釣れないんじゃないかと疑ってしまいます。でも、釣りをしていた男性に聞いてみると「なんでも釣れますよ」の声が。ザリガニ釣りかと最初は思っていたものの魚釣りをしていたのです。

大きな池が2つあってそこの水は濁っている為、生き物は見えませんがコイは見えます。生物園で生き物を見ると、この池では金魚が獲れる感じがします。多摩川はあんな広い川で川沿いまで歩くと小さなハゼがピョンピョン跳んでいるのが分かります。それにしても公園で釣りが出来る便利さがありますから、釣れなくても釣り竿を下ろしていても釣りが趣味の人には楽しめるのかもしれません。

足立区生物園がここ!
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元淵江公園の池。釣りをしている人がいるのが分かる。
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足立区生物園で今開催されている展示が2つほどあります。
「迫り来る!クビアカツヤカミキリの脅威」は7月15日まで展示されていて、標本展も7月7日まで見れる状態です。大掛かりな展示ではなく、ちょこんと2階の展示スペースでカミキリムシを発見したり部屋が標本展となっていたりします。標本は作り方が書かれていたり、大きいビルマニシキヘビの個体で鋼を通して展示されています。タヌキやイルカなんかも集められたものもあるようです。

どんな生き物を見ることができるのかといいますと、アメリカブトガニやヌマガレイ、パンケーキガメ、大きいビルマニシキヘビ、トカゲのインドシナウォータードラゴン、チンチラシマリス、フライングケージでのインコなど案外珍しいと思えるような生き物たちを発見することができます。アメリカブトガニなんてほぼ見たことないような感じで、カブトがイケてます。そして、ヌマガレイは砂に隠れた状態で獲物が目の前にやってきたらパクッと食べるのだと思います。カレイにしては泳いで上がったりと活発的な様子があったのです。

砂に隠れているヌマガレイ。カレイは黒っぽい色をしているので下をよく見ないと分かりませんね。
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パンケーキガメというのもいました。パンケーキに似ているからなのなと甲羅を見てみたものの、普通の甲羅でした。では、パンケーキガメの由来は何だろう?パンケーキガメの甲羅は平たく柔らかいという特徴があり、そこからパンケーキガメと名がついたようです。もちろん、食べれませんというか食べてはいけない生物ですからパンケーキを食べた方が美味しいでしょう。ビルマニシキヘビはとても大きなヘビで、動物園でも小さいヘビが飼育されている程度ですが大きなヘビも見れることからイベントでニシキヘビと記念撮影ができるらしく、首にヘビを巻きたい方は来てみてもいいでしょう。

巻けるほどの長さがあるビルマニシキヘビ。舌を出しているところは怖いヘビの特徴。
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園内は観察展示室、チョウの飼育室やら大温室、むしむしコーナー、バタフライガーデンと見るところはまぁまぁある感じでお得なお値段大人300円で入園できます。もちろん、再入場も可能です。観察展示室は海の生き物に、定番のオオグソクムシに大きなカメがいたりチンチラもいます。その入り口付近に金魚の大水槽があり、またバタフライガーデンというのには蝶々がたくさん飛んでいる中、蝶々のフライングケージでの観察・写真を撮れます。ちょっと特殊な構造で変わった施設があるくらいで、特に蝶々のバタフライガーデンは楽しめるので観察し甲斐があります。

甘い花にたくさんの蝶々が集まっているところ。
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あだちの生きもの観察室で荒川の釣り体験、ザリガニを無料で釣れます。といっても、気軽にできるようなもので釣り竿にエサがついていてそのままザリガニに持っていけばいいわけです。ザリガニは食べたい感じではなく、ぜんぜんエサを食べてくれなくもしかしたら「これは罠だ」と分かっている可能性も伺えます。

奥にいるザリガニと釣り竿。
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基本的に動物園は新しく入ってくる動物の為に展示スペースを確保するのに工事中の事が多いです。水族館は裏方ウォッチングが出来るので、動物園には裏に入るようなイベントはなくそういった違いがあります。小動物とのふれあい、小魚のふれあいは共通してあります。工事中といえば、夜間特別開園でホタルの夕べが開催されます。6月6日から6月9日19時30分から21時までホタルの観賞をすることができて入園は18時からとなっています。午前中は普通に開園して営業しているとの事です。夏に向けて他にもカブトムシやセミの羽化観察会などのイベントが行われる予定です。

アーチャーフィッシュと呼ばれるテッポウウオの餌やりが毎日13時からやっているらしく、残念ながら見ることができなかった事が挙げられ、もう一回行って見てみたいものです。なぜなら、テッポウウオは水族館でも展示されていますが、ただ水槽にいるだけの事が多くて水鉄砲で獲物を捕まえるところのテッポウウオの餌やりを見てみたいからです。たくさん、テッポウウオがいても説明に「テッポウウオは水を口に加え、水鉄砲で獲物を捕まえる。」みたいな事が書いていてイベントに餌やりなんてないのがほとんど。ここは見もの生物に見ものイベントが良きです。

チンチラの餌やりは自分の目で見ることができました。チンチラはキャベツ・ニンジン・ひまわりの種・ペレット・リンゴがエサとして与えられており、4匹ほど飼育展示されています。全部オスらしく、これはカンガルー方式と同じですね。金沢動物園ではカンガルーは全部オスで飼育展示していたのでカンガルー方式と呼んでいます。もちろん、オス同士でも喧嘩することはありますからじゃれてるのか喧嘩なのか分からない時がありますので気ぃつけて見なければなりません。

最初見た時はコアラかと思いましたが、チンチラアンデス高山に暮らすネズミの仲間のようです。カピバラは最大のネズミですから、チンチラはモルモットと同じサイズのネズミになります。ちなみに、最大のトリはダチョウになりますね。卵がデカすぎるんです。リスみたいにピョンピョン飛び跳ねたり、すばしっこいネズミです。ひまわりの種がエサに出てきたのでハムスターかとツッコミたくなるところもあります。コアラも可愛いですが、コアラより可愛い希少なチンチラでした。高いところで暮らしているのでレッサーパンダと同様、暑いところが苦手なようです。

チンチラの全体像。尻尾があってコアラみたいな体毛。
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足立区なので警戒しながら歩いていました。絡まれたくないよー、そんな感じで無事に生きています。
今日はここで締めたいと思います。
また、ごきげんよう〜〜
癒されるシマリス
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