Rikitan3776’s diary

やさしいブログで書評や水族館・動物園などメインにしていきます。

【アクアワールド茨城県大洗水族館を第解剖!】マンボウの食事シーンも見れてしまう!?

どうも、リキタンです。
今回は茨城にあるアクアワールド茨城県大洗水族館について見ていきたいと思います。実はこの水族館、熱帯系・寒帯系の淡水魚・海水魚580種、68,800点もの生き物たちが飼育されています。どんな特徴があるのかといえば、このアクアワールド大洗水族館はサメの飼育数が日本一なこと、そしてマンボウの飼育数も日本一である。そんな魅力がこの水族館にはあるんです。日本一といってもどのくらいいるのか分からないですよね?現在展示されているものでサメは50種類以上いて、日本のサメだけでなくオーストラリアに生息しているサメなど、盛りだくさんで展示されているんです。しかもしかも、あの珍しい魚のマンボウは1匹だけでなく、4匹もいるんです。

大洗水族館は茨城県の中の端っこのようなところにあるのですが、やっぱり茨城県も田舎でした。大洗水族館の近い形態を持っている水族館は、やはり鴨川シーワールドです。鴨川シーワールドでも数々の展示飼育物がいるわけで、哺乳類動物が中でも多いのですがマンボウもいます。僕が見た鴨川シーワールドマンボウはとにかく巨大で3メートル前後あるほどの化け物です。

大洗水族館の場合は、マンボウが4匹いるのですがどれも小さいマンボウです。しかし、マンボウが4匹もいるのは珍しい。そう比べると似たり寄ったりなところがありますね。大洗水族館の水槽は比較的水槽が大きい(高い)。でも、鴨川シーワールドマンボウ水槽は巨大なマンボウを入れるスペースとしては、かなり小さいので水槽を移動させてくれることを願います。マンボウの餌やりは後ほどから載せていきますので先に進みましょう。

大洗水族館の最寄り駅は大洗駅な為、大洗駅で降りるのがベストですが駅から水族館まではなんと50分ほどかかってしまう。海遊号バスを乗車することで時間の短縮に繋がるので、このバスに乗って水族館まで行くのが良いでしょう。バスが来るのが遅くて先に歩いていたら、バスがそのまま通っていてこされたということもありますのでバスも車と同様、案外速いことを知りました。チケットは大人1800円するのですが、ホームページで前売りチケット売り場欄があるので、ご参照するのがいいです。そこで前売りチケットを買えば1670円になって130円安くなります。大して安くなりませんが…

そして大洗水族館は2階から7階までの構造となっており、展示物があるところを示せば2階から6階になります。7階は展望ホールで海の景色が見えるようになっています。マップを見て順路がどう繋がっているのかを確認してみると、案外複雑な構造になっています。クルクル回っていき、階段を上っていくなどしなければなりません。2階はアクアホールになっていてイルカがいるのですが、そこでイルカショーを行うわけでなく、3階のスタジアムでイルカ・アシカショーが行われます。

大洗水族館はここにある!
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現在はハロウィン期間中となっており、まだ9月ですが10月31日にあるハロウィンに備えてこれから展示物も変わってくるのだと思います。例えばハリセンボンは針1000本と書きますが、実はハリセンボンは350本ほどの針しかないんです。みたいな感じで生き物の飼育展示がハロウィン版として出てくるはずです。

もちろん、この茨城県大洗水族館はショーは日時開催されていますが、僕は今回初乗りということでショーは大して見ていませんがイルカ・アシカ オーシャンライブ・マンボウのお食事タイム・ペンギンのお食事タイムなどの3つのイベントについて見ていければいいかなと思います。特に凄かったのはイルカ・アシカ オーシャンライブですが、マンボウの貴重な食事シーンをこの大洗水族館で見れてしまいますから、絶対におさえておくべきイベントです。

どんな生き物がいるのかといいますと、サムクラゲにウミウシ
深海にいるクラゲのシンカイウリクラゲ、ギヤマンクラゲ、珍しくてあまり見ることができないアマガサクラゲやキアンコウ、小さなミドリフサアンコウ、アブラツノザメ、フトツノザメ、ヒゲツノザメ、サメガレイ、ムシガレイなど生き物たちを見ていくともの凄くたくさんいることが分かります。中でもどの種類が多くいるのか?それはサメです。大洗水族館はどんな水族館なの?と聞かれたらサメの飼育数が一番の水族館だよと答えてあげるのがベストです。

サメはこんなにもたくさん展示されています。ナースシャークが3匹いて、不気味なシロワニが6匹ほども飼育展示されており、大きなクロヘリメジロザメ、レモンザメ、ドタブカ、深海サメのイモリザメ、ノコギリザメ、クラカケザメ、ニホンヤモリザメ、トラフザメ、イヌザメ、ツマグロ、アブラツノザメ、フトツノザメ、ヒゲツノザメ、シマネコザメやボンネットヘッドシャークなど50種類以上ものサメがいるようです。他にもサメの子供たちも見れますので、エサを食べている時のサメは子供でもガッツリいきますが、これだけサメがいるのであればお気に入りのサメを見つけみてもいいかもしれないですね。

まだまだサメはいます。あなたのお気に入りのサメはどれでしょう。
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この生き物たちは、①出会いの海ゾーン②暗黒の海ゾーン③世界の海ゾーン④世界の海ゾーン2⑤森と川ゾーン⑥出会いのデッキ⑦オーシャンゾーンにて発見することができます。出会いの海ゾーンには大洗に生息している生き物が見れますが、ウミウシもいます。入り口からきたところで最初に現れるのがイワシの大群です。入った瞬間からイワシの群れが泳いでお客さんを歓迎しますよ、という意味があるはずなんです。勝手な憶測ですが。大水槽があるのでここでは約80種類もの2万点もの生物が見れるようです。

ウミウシがペタッと貼り付いているところ。
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暗黒の海ゾーンは、クラゲの仲間がたくさん見れるのと深海に潜むタカアシガニやオオグソクムシなどがいます。特に別格のクラゲは深海に潜むシンカイウリクラゲです。このクラゲを見たら深海は進化する為の生物が行くところなんじゃないかと思ってしまうことでしょう。あとは暗黒の海でもサメもいました。アブラツノザメやフトツノザメ、ヒゲツノザメなどが暮らしています。

こっちを見てるアブラツノザメ。
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世界の海ゾーンは、サメがいるほか水量270トンもの専用水槽にマンボウが4匹もいます。あの貴重なマンボウが4匹もいるって凄すぎじゃないですか、と思ってしまうんですね。しかも、マンボウの為に大きな水槽を事前に用意してあるわけですから人間が狭いアパート暮らしをするよりも、この大きめの水槽はマンボウにとって大変居心地がいいわけなんです。世界の海ゾーンは3階にあるのですが、この3階のほとんどはサメルームになっていると思って下さい。それだけサメで埋めつくされているからです。この世界の海ゾーンにシロワニが6匹ほどいてイヌザメにシマネコザメなど深海のサメも見れてしまいます。

シロワニのギザギザとした歯と戦闘態勢にしか見えない2匹。
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マンボウのゆったり泳ぎ。
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沖縄の海水槽は魚が綺麗に泳いでいるので、シャッターチャンスです。サンゴ礁水槽にはアカヤギのエビがたくさんいます。砂の上で兵隊並みに構えているので、エビちゃんの味方についた方がいいでしょう。中にはオトヒメエビという綺麗なエビちゃんもいます。数々のエビを見てきても、このオトヒメエビはアンゴラウサギのような美しさを持っているのです。あとはゾウリエビもいましたがアカヤギが砂の土地を支配下に置いているように思えたそんなサンゴ礁水槽でした。

兵隊のアカヤギたちと大きなゾウリエビ。
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世界の海ゾーン2は、哺乳類動物と南の島からやってきた鳥がいます。哺乳類動物はゴマフアザラシで南の島からやってきた鳥は、エトピリカという鳥です。エトピリカは15羽ほどいる感じで癒されます。世界の海ゾーン2は6階にあり、5階からでも水槽が比較的高いのでどっちからでも見れます。6階から見たほうが見やすい傾向があります。この6階ではカナダカワウソの名前を募集しており、応募できるようになっています。8月1日から9月16日まで名前を募集しているらしいので、いい名前を持っている方は書きにいきましょう。ちなみ僕は、オスのカナダカワウソの名前をいくとにしましたが自由です。

エトピリカの住処はここ!
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森と川ゾーンは、上流・中流下流に潜む魚たちが見れてしまいます。一旦、海から外れて川の生き物に移るわけです。汽水の生物は展示する水槽が特殊で生き物が見えにくかったり、見えやすくなったりと角度を変えることで変化します。カワアナゴがいます。上流・中流下流に潜む魚はニジマスやアユにイワナなど中には模様がない無班のものもいます。

出会いのデッキは、北海道の魚も見れてしまいます。ホッケ、 ケムシカジカスケトウダラなどが泳いでいます。他には別の水槽にザリガニやメダカなどの生き物がいます。企画展示室があり、そこでは水族館なのに絵画の展示を見ることができるようになっています。

オーシャンゾーンは、夕方くらいになってからいつも眠そうにしているフンボルトペンギンカピバラ、ミナミアメリカオットセイなどがいます。フンボルトペンギンは水族館では定番に展示されている哺乳類動物で、たくさん飼育展示されていることが多いです。ミナミアメリカオットセイはアシカやアザラシに比べるととても大きくて、ガイドをしている時やちょっとした特技を見せる時に、鳴き声が凄いところがあります。カリフォルニアアシカやミナミアメリカオットセイなどは鳴き声がえげつないです。

一番最初に見たイベントはペンギンのお食事タイムです。このお食事タイムはのんびりな感じの餌やりタイムでした。フンボルトペンギンは魚を丸呑みするわけですが、実はなんで丸呑みするのかといえば歯がないからです。歯はあった方がいいわけですが、自然界で暮らすペンギンは魚を丸呑みにしないと逃げられてしまうことがあり、不便なんです。人間もライオンも食べ物を消化しやすくする為に歯があるわけなんです。

ペンギンにご飯をあげていて、魚を丸呑みしようとしているところ。
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そして、マンボウのお食事タイム。マンボウは4匹いたのですが中には子供のマンボウもいたりしていて、年齢差でいえば子供マンボウは泳ぎが速いこともあり得るのです。どのマンボウもなぜか口を開けながら泳いでいました。マグロと似たような性質があるのかもしれません。マンボウも泳ぎながらでないと息が吸えなかったり、謎が多いです。あげていたのはビタミン剤などを混ぜたと言っていたので特製肉団子です。マンボウにご飯だよぉ!と知らせるためにご飯をあげる際は水をかき回します。通常の魚であればサメと同様に普通にエサを投入していけばいいだけですが、そうはいきません。マンボウにはお知らせが入ります。年寄りマンボウもいますから、やはり介護が必要です。

水をかき回すと、マンボウたちは案外気づきます。下の方で泳いでいても気づくマンボウは気づくんです。のろのろと上に泳いでいき、飼育員が持ったエサに口元まで持ってきます。口の中に入ったエサを下あごを使って食べていきます。あの大きな唇を持っているぐらいですから、基本は丸呑みをします。泳ぐのが下手ですから、ビニールシートにぶつかってしまったり下に沈んでいってしまいますが、逆に縦ビレは横にあった方が便利だと感じます。そうすれば鳥みたいに安定してスイスイ泳げるはずだからです。

エサに気づいてあがろうとしているところ。
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いよいよ、最後はイルカ・アシカ オーシャンライブです。約25分間にわたるショーとなっており、ショースタッフの方は急ぎ足でショーを展開させていくのですが、後半になるにつれてイルカとアシカのコラボレーションを見ることができます。最初はイルカが先にご挨拶!こんにちはーといってイルカと飼育員さんが登場するわけです。手始めにイルカの歓迎オープニングを見せ、回転ジャンプをしたりイルカが高いところから落下して水を観客の皆さんにかけてかけてもっと服を濡らして。アチャー、前席に座っている皆さんは濡れないよう対策をとらないとダメですよー。

そしたら、挨拶をしただけでイルカが行ってきまーす!ちょっと、どこいくの?と思ったら左方向から飼育員と一緒にカリフォルニアアシカが登場!観客の皆さん、皆さんこんにちはーと。はいはい、こちら側も手始めに挨拶をしまーす。今日は席が満席でね、このカリフォルニアアシカと素晴らしいショーをお見せいたしますので、どうかよろしくお願いします。パチパチパチパチ、ヒューヒューやったれやったれ。いいぞ、その調子だ。ブラボーのおったまげぇー。

このイルカ・アシカ オーシャンライブはこんなライブ感で展開していきます。アシカが先に特技を見せていくのですが、アシカが立ったり君とチュウ♪君とチュウ♪で投げキッスをしたりするのですが、イルカも負けていません。アシカのライブが一時的に終わった後にイルカが駆けつけて、高いボールの位置にイルカがジャンプしたり、ボールにジャンピングアタックしてもとの位置に戻せたりします。最後の方でアシカがイルカの上に乗ってオリジナルコラボを見せてくれます。エンダー♪が流れてほしいところですが、箱根水族館のアザラシが温泉に浸かってるみたいな特別な満足感を与えてくれます。

イルカのジャンプ!
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バンドウイルカの上にアシカが乗っているよー。
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アシカに輪投げをして全部首にひっかけて大成功!となったりイルカの風船ボールでちょっとしたハプニング要素がありましたが、2回目の挑戦で観客に風船ボールが届きました。それをキャッチしようとする観客もすごい。最後はアシカとイルカがキスをして、イルカが泳いで泳いで泳ぎまくって締まります。
約25分間でいくつもの芸と笑い、芸の凄さから見た本番での成果。これこそがまさに芸術となるエンターテイメントなんです。

コーヒーショップのマーメイドギャラリーは一押しのシャークナゲットが販売されています。残念ながら白身魚と小穴子の唐揚げを食べたかったのですが、売り切れ。でも、シャークナゲットは購入できたんです。300円というお値段でその味はサメ味です。ナゲットとしてはサメとコラボしてうまくマッチしているんですが、ケチャップでかき消すというサメの味は好き嫌いに分かれます。逆に水族館に行ったからオリジナルの味を求めるよりも、食べ物は普通に美味いもの食った方がいい。そんな一日で海を眺めながら水族館を楽しめました。

今日はここで締めたいと思います。
また、ごきげんよう〜〜
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マンボウのぬいぐるみ、大洗水族館にはホオジロザメの剥製標本が展示されていてホオジロザメグッズもおすすめです。

海のともだちシリーズ mar マンボウ ぬいぐるみ 23cm


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