Rikitan3776’s diary

やさしいブログで書評や水族館・動物園などメインにしていきます。

【映画評論第11弾】「キャッツ」を観に行ってきました!?

どうも、リキタンです。
今回は映画「キャッツ」について見て行こうと思います。このシリーズはこれで最後にしようかなと考えています。キャッツは元からミュージカル化されていたものでして、それを映画化したものがこのキャッツになっています。初見でいえば初めての人には見にくい映画ではあります。それはなぜなら、斬新すぎるアイデアなゆえにミュージカルと映画を配合させた、オリジナリティ映画にすぎず、途中で飽きさせてしまうところがあるからです。これを映画といってもいいのかというぐらい、ほぼ全てがミュージカルです。

全体を通して2時間5分の上映時間に、かなりのハイレベルステップで約10曲ほどの歌がその範囲内に流れてきます。10曲ほど流れてくるのですが、最初はミュージカルではじまり終わりもミュージカルで締まるというのがおおまかな流れです。この映画を観たいと思う人達は、おそらく斬新なアイデアの猫人間がミュージカルをするということからその欲求を欲しているのだと考えます。僕もこの映画は斬新なアイデアから観たいなと思ったのですが、観た人じゃなければ分からないミュージカルの雰囲気があります。昔の映画にもミュージカル映画はありますが、それこそテイラー・スウィフトさんなどの豪華出演者が演技を担当しているのでかなり仕上がっている作品でした。

あらすじは空に満月が昇った夜に、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場にたくさんの猫集団がいました。それは生涯にたった一度の新しい人生を始めることができる主人公テイラー・スウィフトさんが演じるヴィクトリアが、ジェリクルキャットの仲間入りとして大舞台に立つみたいなストーリーになっています。ほとんどミュージカルで歌が片っ端から続くので、間を空けずに観るととても疲れてしまいます。そこが短所なのですが、ディズニーランドに行ったことがない人や大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのレジャー施設に足を運んだことがない人に、かなりおすすめです。なぜなら、映画を観ただけでディズニーランドにいるような光景と映画館内の目から入る情報に、大音量のマイクから伝わるショーの豪華さを知ることができるからです。

ほとんど登場人物が話すなどのストーリーが全く存在しないので、歌のオンパレードでずっとディズニーのショーを見ているような感覚だと分かってもらえればいいと思います。今公開中のキャッツにはどんな言葉がでてくるのかというのは、キャット名がたくさん出てくるので端的に言えないですが、数多くの登場人物や猫のタイプから見て主人公のヴィクトリアの他に、悪者のマキャヴィティや本名がアスパラガスのガス、長老の猫おばさんや手品師などのもろもろと出てきます。登場人物の動きは人間と猫を合成させたかのような組み合わせで、ある意味気持ちが悪い動きになってしまいがちで、猫の良さを伝えられているのかは不明です。

出てくる猫人間ジェリクルキャットは、愉快な猫もいればちょっと不気味なネコもいます。たくさんの種類の猫が出てくるので自身も猫について詳しく知らない為、目安で名前を挙げればアメリカンショートヘア、ベンガル、セルカークレックスマンチカンなどが出てくる猫たちだと思います。どんな歌が流れてくるのかといいますと、「ジェリクルソング ジェリクルキャッツ♪ジェリクルソング ジェリクルキャッツ♪」が最初に流れたり、悪役が歌う歌やマキャヴィティへの歌などたくさん流れます。他にも登場人物は猫人間だけでなく、猫が食べるネズミやゴキブリが出てきます。もろもろ肉やディナーの美味しそうなごちそうがたんまりと。なぜか分かりませんが、猫人間がゴキブリを食べているシーンなどがありました。

歌は続けて流れるのがほとんどですが、ストーリーは脇役のメス猫人間が最後、天の上に行くというわけ分からない展開となっています。それも高い所まで行く乗り物に乗って、1匹だけ天の上にいく流れで、最後は締めのアナウンスのように長老猫が歌いながらエンディングソングで幕は閉じる。そんな特徴があるキャッツはとても見応えがあるので、ぜひご鑑賞を!

今日はここで締めたいと思います。
また、ごきげんよう〜〜
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キャッツ - サウンドトラック