Rikitan3776’s diary

やさしいブログで書評や水族館・動物園などメインにしていきます。

【大会に勝つのは意外に難しいこと】ボツ原稿と共に参加した応募5作をまとめて。

どうも、リキタンです。
大会やグランプリに参加する人はとても多いですが、いざ参加してみて結果を見ると残念となる。これが普通ですよね?そこの何が悪かったのか、どこが足りなかったのか、審査にジャッヂしずらい内容など原因を言ってくることは向こうからはありません。ですので、自分で何が駄目だったのかを探る必要があります。僕は今までに5つの作品を色々な大会やグランプリなどに提出したのですが、それがランクインすることは残念ながらなかったです。つまり、それぐらい競争率が激しいというか、大学入試の推薦倍率がとても高いのと同じようにランクインできたらいいなというのが作文や小論文、絵本などの大会です。

原因①しっかりとしたルールに合っていなかったこと
これは意外に大きい一つの原因かもしれません。ホームページや広告などを見ると詳細に原稿用紙の規定が載っています。しかし、原稿用紙1枚〜10枚なのが全部でも9枚までしか書けていなかったとすると、この場合は失格あるいは落選の形になります。他にもこの原稿用紙を使いなさい、鉛筆やボールペンどちらかなどいった場合もあるので詳細をよく確認してから書くのが良いです。

原因②タイトルや見出しがよくなかった
例えば絵本を書いたとしましょう。それを書店や図書館で書籍化してくれるとします。その為にはタイトルが大きなものでなければ読まれることもありませんし、誰も読もうとしません。タイトルは1番しっくりくる箇所ですから内容に合ったタイトルにすることが大切です。だからといって、かっこいいやかわいいタイトルにする必要はありませんよね?ですから、タイトルに関わらず、書き始めの部分にも留意するようにしましょう。

原因③大会に合った審査員の求める原稿になっていない
これは意外に大きなものであるように感じています。いわゆる絵本であれば家族的な物語の方が書籍にはたくさんあるのですが、ちょっと怖い作品やテイストが違うなというのもしっくりこない事も考えられます。結果発表が終わっているので言える範囲であれば言いますが、ドラゴンをモチーフにして書いてストーリー的には良いと思ってたのですが、少し怖い印象になるようなドラゴンの唸り声などがあり、絵本としては微妙なとこらになりますが、改良すれば読みやすい探検物語として機能するとは思っています。

原因④内容がつまらない
内容がつまらない原稿というのは、一体どんなものでしょう。
読んでいてつまらないなと感じるものは文章のテンポが遅かったり、変化球が少なかったりストーリーとの組み合わせやキャラクターのセンスが魅力として感じられないものなどが含まれます。当たり前のことですが、内容がつまらなければランクインすることはないわけです。キャラクターを魅力的に前面に出しつつ、ストーリーを進めていく必要があります。

原因⑤独創的すぎるもの
独創的や個性が強く感じられるものは、なかなか選ばれにくいのではないかと思っています。例えば売れる本であれば個性的なものや意外なものが売れてしまったり、高値なマスクを買ってしまう人がいるのと同じように面白いものが含まれるのです。もちろん人にはよりますが、ストーリーの一貫性やキャラクターの際立ちさだったり、文体の癖など原因に考えられるものがあるはずです。


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ボツ原稿にはたくさんの労力やお金を使っている人が中にはいますが、それなりの気持ちがあるわけです。結果発表がすでに終わっているものでは、日産・童話のグランプリで「ドラゴンのほのおづえ」と「かぼちゃ種」といった作品を送ったのですが、入賞の中には入ってなかったので落選かなと思います。自分で書いたものですので、言ってしまいます。最高傑作と考えるとするとドラゴンのほのおづえが自分的にはかなり上手く書けたので、自信はありました。

あらすじは少年がある洞窟を見つけてひそひそと入っていきます。そして、コウモリが出てきたり道が二つに分かれていたりするなど壁を乗り越えながら、洞窟の奥深くまで探検します。すると、ドラゴンが空に飛んできて少年をパッと捕まえます。息子ドラゴンとも出会い、意外にも家族的な優しさを少年は知って、その出来事を機に自宅のお家でほのおづえを作るのです。このほのおづえは自分だけのとても大事な杖なのです。ドラゴンに会えたもの・ふさわしいものでなければならないのです。

もう一つはかぼちゃ種。あらすじはかぼちゃが人間と同じように喋ることが出来て、なんとその国にはかぼちゃ王国があったのです。かぼちゃ王国では王に加えてたくさんのかぼちゃ達が暮らしています。あるかぼちゃの子は、畑で生まれましたがそのガールフレンドも引っこ抜くように生まれてきます。そして友達同士となり、この二人はここで生まれたかぼちゃとして他のかぼちゃ達と同様に、畑から逃亡を図ります。しかし、逃げている所を農家のおじさんが見つけます。1匹は捕まえれてしまい、スープに入れられそうになりましたが、ゴミ箱に捨てられてしまいました。かぼちゃ達が協力して救出し、農家のおじさんを閉じ込めてしまいます。このかぼちゃ畑はなんと新たな王国してかぼちゃ達の住処へとなったのです。

ドラゴンのほのおづえはストーリー的にもキャラクター的にも良かったのですが、もう少し出会いの部分を楽しいような感じにすれば候補作としてはあがったんじゃないかと感じます。
次にかぼちゃ種ですが、かぼちゃ種はある意味最近流行っているキャッツ映画と類似しています。ブログにもキャッツを乗せているので、そちらもご確認ください。かぼちゃが動いて生き物と同化するわけですから、独創的なものになりますよね。慌てて書いたこともあり、アイデア的には良かったのですがなかなかライバルの方も良い原稿を出しているので、凄いですよね。

他には出版社に出したもので「たいようとおつきさま」を書いたのですが、これは小説形式としてなっていたので絵本化するものを前提に考えると、少し無理がありますよね。やはり、原因を見てストーリーをよく練って文章力を磨くことが大事だと言い切れます。

以上の5つの原因を見ていきました。
自分の何が駄目だったのか、原稿に足りなかったことや補えばよかったことなど人によってはたくさんあると思います。大会は毎年行っているところや続けて行っているところもあります。急ぐ必要はありません。皆が平等で知恵を絞りきり、夢に向かって頑張るのが良いのです。だから、落選しても優勝しても皆がみな素晴らしい活躍者なのです。今日はここで締めたいと思います。また、ごきげんよう〜〜