Rikitan3776’s diary

やさしいブログで書評や水族館・動物園などメインにしていきます。

【美術館巡りの旅】国立近代美術館・松濤美術館での展覧会が開催中!?

どうも、リキタンです。
今回は美術館巡りの旅ということで、東京都にある国立近代美術館と渋谷区にある松濤美術館について見ていきましょう。どこの美術館も展覧会がたくさん行われていますが、動物園・水族館に行く人よりも美術館に行く人の方が圧倒的に少ないでしょう。では、どっちの美術館の方が凄いのかとか立派な作品を見ることができるのかというと、人それぞれですかね。建物でいえば松濤美術館(しょうとうびじゅつかん)の方が立派だからこっちが断然凄い。このような意見があるわけです。そもそも美術館の魅力とはなんだろう?そんなところから探っていければいいかなと思います。

まずは、東京国立近代美術館から見ていきましょう。
この美術館は千代田区にあるのですが、皇居の近くに建っています。また、日本で最初の国立美術館がこの東京国立近代美術館なんです。区立美術館との差はなんだろう?と探っていくと建物の大きさが違いますよね。大企業と中小企業の違いを言っているのと変わりないですが、まぁこんなもんです。国内最大級の展示品13.000点がある中から選び抜いた絵画や自作で作った作品を見ることができます。その展覧会が「MOMATコレクション」。なんですか、それは?と思う人がいっぱいいるはずです。名称はともかく、数々の作品を飾る展覧会ですから僕が見た中ではあの有名なピカソの絵だって、この展覧会にあるぐらいですから、日本の作品と海外の作品どちらも見ることができます。

高校生以下は無料で入れる為、未成年である内に行っておいた方が良いでしょう。開館時間は10:00〜17:00まで営業しているらしく、美術館にはあんまりない所蔵品ガイドがあって説明したり対話するというのがあるようです。静かな空間の中にいるので、ただじっと見て終わることが多いですよね。美術館は物をずっと見るという作業になるので、飽きが早い人が多くいると思うのですが、僕であれば動物を観察するのはずっと見てられる自信があります。静止している物体を長く見ることなんてことは退屈でしかないわけです。美術館に行く時は知識を持ってからでなかったり、知っている作品を見たほうがとてもスムーズに絵画を見ていられるし、自然に興味が湧くのです。

これはよく出来ている作品だなと思ったものがあります。もちろん、撮影はしていませんが伊藤深水さんの日本画で「露」という作品はお見事でした。日本の文化には上品さがないと日本の誇らしい魅力がなくなってしまうんです。いわゆる日本庭園は、これぞ日本文化の1つだと思う人もいるはずですし、江戸時代に着物を着た美女はこれはもう、落ちるわとか。やはり、絵を綺麗に描ける人は凄いですよね。しかも、画家は細かい線を入れて本格感を出すワザを持つ方もいるのです。

他にはコンクリートアートという美術があるらしいんです。アートは範囲が広くて、表現の仕方によってはこれはアートになるとか石を上に乗せていってこのバランス感覚はお見事でしょうと、表現するものによってはどれもアートになるわけです。コンクリートアートは万華鏡の一種のような錯覚アートに近い感じがあるもので、絵画ばっかり見ているとこういった変化がないとすぐに飽きてしまいます。釘を三角形の形に打つように壁に打っていき、針金で繋いで展開図にする。これは何を表現した作品ですかと聞かれれば、エジプトを表現しました。エジプト?国をアートで表現することもできるのかと、感じますよね。

実はこの展覧会、2019年6月4日から行われていて2019年10月20日で終わってしまいます。つまり、執筆している日の今日が締め切りなんです。他には「解放され行く人間性 女性アーティストによる人間性」という展覧会もあったのですが、これも同じく今日までなんです。なんと、都合の悪いタイミングでと思いますが、また新しい展覧会が行われることになるので冬に期待しましょう。女性アーティストによる人間性の展覧会(省略)はテーマが解放性になっているので、自分を解放すると作品からなにかしら伝えたいものがぶわぁぁぁと出ているようなものが展示されていました。女性の身体を見せるようなものがあれば、そのギャップを伝えるものもありましたね。

国立近代美術館はここにあります!
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次は、渋谷区立松濤美術館を見ていきましょう。
いうまでもなく、渋谷区にある美術館なわけですが最寄駅が神泉駅でそこから5分もかからないところにあります。この美術館で行われている展覧会は「日本・東洋美のたからばこ 〜和泉市久保惣記念美術館の名品」があります。とても長い名称ですよね。こちら葛飾区亀有公園前派出所なみに長くないですか?と僕は思っていますが、そんなことはさておき、ここの美術館の特徴はとにかく建物が立派です。どういうことかといえば、高級な雰囲気を感じ取れるような高級感があるんです。松濤(しょうとう)という街は、高級住宅地の中にあるもので一度行ってみれば分かりますが、高級ホテルに来たのかと思うような体験ができます。

建物は丸い造りになっているのですが、中央部分の空間が綺麗でトイレは良い匂いが強くてソファーにガラス、ほんとにここは美術館かと思ってしまうようなところです。開館時間は午前10:00〜午後6時まで行われていて、入館料は高校生が500円ほど大学生が800円、一般で1000円ほどかかります。建物が凄い高級な割にはリーズナブルな値段なので、悪くはないですよね。展覧会は2019年10月5日〜11月24日までまだ余裕はありますので、行ってみてもいいかもしれません。

和泉市久保惣記念美術館というのは、大阪府和泉市にある美術館で約1万1000点もの作品を所有しているらしいです。その美術館の作品をこの美術館で展示させてもらいないかと、そんなわけで日本や中国の工芸品を大阪まで行かなくても、見れてしまいます。この展覧会では有名な作品が数々あるので、見応えを感じることができるかと思います。

どんな作品が見れるのかといえば、土佐光則さんが貼った金箔の屏風で「源氏物語扉面貼交屏風」だったり、浮世絵の名品では江戸時代の当時、看板娘で三美人といわれていた人達を絵にあらわした喜多川歌麿さんの「当時三美人」、葛飾北斎の「富嶽三十六景 凱風快晴」、歌川広重のアワビとさよりを描いた「魚づくし 鮑とさより」などがあります。この錦絵は誇張感がありますが、づくしと付いていますからボリューミー感を醸し出していることも考えられます。それから富嶽三十六景のシリーズ版で凱風快晴というのは富士山が太陽の明かりで赤く見えて、いわし雲が広がっており、野原を映し出す情景が特徴です。

工芸品では中国のものがほとんどです。日本はアメリカに影響されている国ではありますが、日本人が使っている漢字や外来種でわたってきた中国の生き物や木々、工芸品などこのままでは中国に支配されてしまうのではないかというぐらい、中国からも影響があるのです。奈良時代に作られた「響銅 水瓶」や安土桃山時代に作られた『黒樂 筒茶碗 銘「初霜」』など、他に国宝に認定されている『青磁 鳳堂耳花生 銘「万声」』も展覧会を通して見れてしまいます。初霜は茶碗にオレンジ色の模様を職人の手によって、ポツンとつけられて独自の茶碗になっています。万声はとても大きな器で高さ30センチメートルもあります。割らないようにしないといけない、国宝の一つです。

今日はここで締めたいと思います。
また、ごきげんよう〜〜
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